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店頭 (OTC)

店頭 (OTC)とは、中央取引所を介さずに当事者間で直接通貨ペアが取引される、外国為替市場の分散型構造を指します。中央取引所で定められた時間内に運営される株式市場とは異なり、外国為替のOTC市場は、銀行、金融機関、企業、個人トレーダーのグローバルネットワークを通じて、週5日、1日24時間運営されています。

OTC取引の仕組み

OTC外国為替では、ブローカーが通貨ペアのビッド(買値)とアスク(売値)を提示し、これらの価格の差であるスプレッドがブローカーの利益となります。中央取引所が存在しないため、スプレッドや価格設定はブローカーによって異なる場合があります。このディーラーベースのシステムにより、あらゆる規模のトレーダーが迅速に取引を実行でき、多数の参加者から生まれる高い流動性の恩恵を受けることができます。

主な利点

分散型のOTC構造は、個人トレーダーにいくつかの利点を提供します。

  • 複数のタイムゾーンにわたる24時間5日間の取引により、ご自身のスケジュールに合わせて取引できます
  • 多様な参加者層(機関投資家および個人投資家)による高い流動性
  • 様々なサイズの通貨ペアを取引できる柔軟性
  • 中央取引所の制限や取引時間の制限がない

リスクと考慮事項

OTC市場には、トレーダーが理解しておくべき重要なリスクが伴います。

  • カウンターパーティリスク:ブローカーと直接取引するため、ブローカーがその義務を履行できなかった場合にデフォルトするリスクがあります。ブローカーの選択と規制監督は非常に重要です。
  • 透明性:OTC市場は、中央取引所よりも透明性が低いです。リアルタイムの市場データへのアクセスは、ブローカーのシステムに依存します。
  • 規制:OTC外国為替は、株式市場よりも規制が少なく、規制監督は管轄区域やブローカーによって異なります。
  • ボラティリティ:主要な経済イベントやニュースリリース中に、価格が急激に変動する可能性があります。

評判が良く、十分に規制されたブローカーを選択することが、これらのリスクに対する主な防御策となります。