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名目実効為替レート(NEER)

名目実効為替レート(NEER)とは、インフレ調整を行わずに計算された、主要な貿易相手国の通貨バスケットに対する自国通貨の為替レートの加重平均です。

NEERは、単一の通貨が複数の他の通貨に対して同時にどれだけ強いかを示します。バスケット内の各通貨には、通常、その相手国との貿易量または経済的重要性に基づいた重みが付けられます。これにより、単一の通貨との比較ではなく、通貨全体の強さを反映する単一の数値が得られます。

REER(実質実効為替レート)との主な違いは、NEERは実際の交換レートを使用するのに対し、REERはインフレの違いを調整する点です。NEERは「私の通貨は現在強いのか弱いのか?」という問いに答えます。REERは「インフレの違いを考慮すると、我が国の輸出は競争力があるか?」という問いに答えます。

トレーダーは名目実効為替レート(NEER)をどのように利用するか

トレーダーや中央銀行は、競争力を評価するためにNEERを使用します。NEERの上昇は、自国通貨が貿易相手国に対して強くなっていることを意味し、輸出が高価になり、貿易に悪影響を与える可能性があります。NEERの低下は、輸出を安価にし、競争力を高めます。中央銀行は、通貨市場への介入を決定する際にNEERを監視します。

NEERには実用的な限界があります。選択された貿易相手国のみが含まれるため、重要な通貨関係を見逃す可能性があります。また、購買力を歪める可能性のあるインフレも無視します。データの質も重要です。NEERは、計算に使用される為替レートと貿易量と同じくらい正確です。